成年後見

「親が一人暮らしなのだが、最近認知症の傾向が出てきたようだ。訪問販売等の悪質業者にひっかからないか心配だ」
「私は、今は判断能力は十分なのだが、将来認知症になったときには、自分が信頼している人に財産管理等をまかせたい。今から決めておくことはできないものか・・・」

上記のようなお悩みをもった方はいらっしゃいませんか?

成年後見制度は、後見人を選任して、本人を悪徳業者等から守り、また財産管理や契約等の行為を後見人が本人に代わって行う制度です。
成年後見制度には、次の2つの制度があります。

<法定後見制度>
本人の判断能力が不十分となったとき、裁判所に申し立てることにより、成年後見人を選任する制度です。

<任意後見制度>
本人の判断能力が十分なうちに、自分が信頼する人を将来の後見人として選んでおき、将来判断能力が不十分となったときに、裁判所に申し立てることによって後見が開始する制度です。

当事務所では、将来に備える制度としての「任意後見制度」、すでに判断能力が不十分となった方については「法定後見制度」をおすすめしています。成年後見制度の詳細については当事務所までご相談ください。